ページの先頭です

事例集:契約トラブル(シルバー編)

[2012年4月11日]

契約トラブル(シルバー編)

空き店舗での健康講座商法

折込広告を見て近所の空き店舗にできた健康食品の店に出かけた。店内にはお年寄りが集まっていて卵を1パックずつくれた。翌日のしょうゆの引換券ももらった。さらにその次の日も別の商品の引換券をくれた。店では健康についてのためになる話をしてくれるし、店員はみな親切で優しく、顔見知りの友達もできたので、通うのが楽しみになっているが、家族は「ただで物をくれる商売なんて怪しいから行くな」と言う。

数ヶ月間、空き店舗を利用したり仮設の店舗を設けたりして、無料や格安商品を配り「店に通わないと損する」という暗示にかけ、最終的には高額な健康食品や布団、浄水器などを売るのを目的とする商法です。毎日通っていると店員と仲良くなり、断りにくくなります。また、たくさんの物をもらってきた負い目もあり、断りきれなくなるのです。

点検商法

「排水管の点検です」と作業服の男性が来た。1年に1回は点検しなければならないとの事。ついでにと、床下の点検もして、「ひどい湿気でカビだらけ。放っておくとシロアリで柱が倒れる」と言われて、床下換気扇と除湿剤の契約をしてしまった。

不意に訪れて簡単に見られないところを点検し、「危険」と不安をあおって契約を急がせる商法です。「排水管の点検」は床下にもぐるための口実です。特定商取引法では、まず初めに販売目的を告げるよう義務づけられていますので、法律に抵触しています。

訪問販売での契約は、たとえ工事が終わっていて代金を支払い済みであっても、8日間はクーリングオフにより無条件で契約解除ができます。また、「ひどい湿気でカビだらけ・・・・・」という説明が嘘であり、消費者が事実であると誤認して契約した場合は、一定期間内であれば取り消しすることができます。


被害を防止するには

 玄関にはなるべく施錠し、販売員の対応はドア越しにしましょう。また、どこの会社の人で何の目的なのかをしっかり確かめてください。優しげに近づいてこられても、惑わされないように。販売員の目当ては何かを販売することです。自分の貯金や家族構成などの情報を教えないように気をつけ、販売員の言葉や広告の内容だけで簡単に契約しないようにしましょう。遠慮せずに不要なものはきっぱりと断ることも大切です。

被害に遭ってしまったら

 「しまった」「困った」という時は、早めに消費生活センターに相談してください。クーリングオフや消費者契約法など、早めに相談すればするほどよりよい解決結果が得られます。

お問い合わせ

近江八幡市消費生活センター(人権・市民生活課内)
電話:0748‐36‐5566 FAX:0748‐36‐5553

事例集:契約トラブル(シルバー編)への別ルート