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近江八幡市の風景づくり

[2016年10月1日]

近江八幡市の風景づくり

 平成16年に制定された景観法は、景観行政を推進するために良好な景観の形成に関する「景観計画」を策定し、具体的な事業を明らかにすることとしています。

 これまで近江八幡市は、風景づくり条例に基づいた下記7ゾーンの計画を定めることとし、平成17年に水郷風景ゾーンの基本計画「水郷風景計画」を、平成19年に伝統的風景ゾーンの基本計画「伝統的風景計画」を、平成28年に歴史文化風景ゾーンの基本計画「歴史文化風景計画」、市内全域を対象とする「全市計画」を策定し、施行・運用しています。、

※風景計画区域内で、地区計画区域に属する場合は風景計画に係る届出は不要となります。

市域の風景ゾーン

●湖畔風景ゾーン………沖島を含む琵琶湖湖畔の地域。

●水郷風景ゾーン………琵琶湖の原風景である内湖・西の湖とヨシ原を中心とする水郷地帯。

●田園風景ゾーン………広がりのある田畑と、農村集落や鎮守の森等とが一体となった田園地帯。

●伝統的風景ゾーン……豊臣秀次による八幡山城下町として整備され、その後町人のまちとして再生・発展してきた在郷町(旧八幡町)と、その周辺の旧農村集落からなる旧市街地。

●街道風景ゾーン………旧街道である朝鮮人街道及び中山道沿いの地域。(現在の主要幹線道路である国道8号、県道大津能登川長浜線、国道421号の沿道の一部を含む。)

●市街地風景ゾーン……鉄道駅を中心として計画的に市街化を進めてきた地域及び国道8号沿いの工業団地。

●歴史文化風景ゾーン…老蘇森、観音寺城跡、安土城跡等の国指定史跡と、その周辺の旧城下町や田園地帯からなる地域。

なぜ……魅力ある近江八幡を、次世代に引き継ぐため

急激に変わる風景
 これまで、本市の素晴らしい風景は、地域ごとの風習・文化とともに守られてきました。しかし、今まであまり気付かずにいた良好な風景は、大型資本の流入による急激な変化、生活様式の多様化などにより、次の世代に引き継いでいけるか不安視されるようになってきています。

風景に関心高い市民性
 
今から約50年前、八幡堀を埋め立て、駐車場や道路にしてしまう計画がありました。しかし、地域の素晴らしい風景とともに地域の伝統や文化を継承しようと市民運動が沸き起こり、その結果、八幡堀が再生されるとともに、町並み保存へと引き継がれ新町通りなどは重要伝統的建造物群保存地区として現在も残されています。

協働のまちづくり
 風景計画は、地域住民やそこに関わる人々が一緒になって検討を重ねていきます。 
 「ふるさとの風景は自慢できるもの。この財産を守り育て、次世代に引き継いでいこう。地域のみんなでふるさとを残していこう」と。

 

経過……全国初

 平成16年12月に施行された景観法に基づき、本市は、平成17年3月に近畿で初となる『景観行政団体』となりました。そして、市内すべての風景は先人から受け継がれた大切なもので、市民みんなの共有財産であると定めた『近江八幡市風景づくり条例』を平成17年4月1日に施行しました。その後、風景づくり委員会と水郷風景計画策定委員会の両委員会で、まずは『風景計画』の第一弾として、『水郷風景計画』の策定に向けて取り組みました。この計画は平成17年9月1日から施行となり全国初の景観法に基づく景観計画となりました。

 

「風景」という言葉について

 景観法では美しい景色を表す語句として「景観」を使っていますが、近江八幡市では景色に人の営みを加えた意味を込めた「風景」を使用することにしました。つまり視覚的要素だけを考えるのではなく、「五感」で感じる景観、日常の生活全体からの景観として「風景」を使っています。このため、景観法に基づく「景観計画」を「風景計画」と読み替えて制定しています。

 

風景づくり委員会

 近江八幡市風景づくり条例に基づき、学識経験者など風景づくりに関する専門知識を有する者で構成する風景づくり委員会を組織しています。
 本委員会では、風景づくりマスタープランや風景計画などの策定、風景資産の登録など本市の風景づくりに関する重要事項について審議を行い、風景づくりの推進を図ります。
 なお、本委員会は、景観法に基づく「景観協議会」に位置付けられています。

 

風景づくりアドバイザー

 近江八幡市風景づくり条例に基づき、風景づくりアドバイザー制度を設けています。
 学識経験者等の風景づくりに関して専門知識及び経験を有する者で構成し、風景計画区域内や眺望風景保全区域内における建設行為等について、専門的かつ適切なアドバイスを行います。
 アドバイザーは、風景づくり委員会にも出席し、本市の風景づくりの連携を図ります。

 

市民による風景づくり

 風景づくりを進め、美しく風格のあるまちをつくるため、次の3点を共通する狙いとして掲げています。
  1. 近江八幡を愛する心をはぐくみ、まちの文化を高めていく
  2. 魅力ある風景を守り、育て、次世代に引き継ぐ
  3. 市民・事業者・行政がそれぞれの担う役割を認識し、互いに連携し、協働していく

 また、学識経験者らによる風景づくりアドバイザー制度を設けて専門的な技術支援をしたり、風景資産の推薦や登録制度を設けたりしていきます。皆さんの積極的な風景づくり、ふるさとづくり、まちづくりへの参画をお願いします。

 

地域を眺めてみませんか

 風景をみんなで守り、育てていくことは少しずつの緩やかな変化です。しかし、10年20年経つと、誇りに思える地域の独自性が生まれているはずです。まずは、少し遠くからふるさとの風景を眺めてみませんか。

 

お問い合わせ

近江八幡市(法人番号9000020252042)都市整備部都市計画課

電話: 0748-36-5510 ファックス: 0748-32-5032

E-mail: 011210@city.omihachiman.lg.jp