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牧浄水場水道水の異臭対応について

[2016年10月24日]

牧浄水場水道水の異臭対応について

 この度、近江八幡市牧浄水場より配水しています水道水に異臭が強く発生し皆様には大変ご心配とご迷惑をおかけいたしました。

 

 本年8月末から9月にかけて、琵琶湖を水源とする原水の2-MIB(2-メチルイソボルネオール)の数値が急上昇し水道水の水質基準を超えたため、浄水にも異臭が残る状況が続きました。

 

 今回の異臭は琵琶湖に生息するプランクトン(オシラトリア)の異常発生に起因するものと考えられ、プランクトンが出す2-MIB濃度の異常な上昇は、水道事業開始以降で非常に高い値となりました。プランクトンの異常発生は、今年度の猛暑により水温が上昇したことや降水量が比較的少なかったことなどによるものと想定しており自然的要因とも考えられますが、当水道事業所では水道技術管理者を中心に異臭対策担当を定め、琵琶湖水の状況監視を実施し、また、近隣市町の事業所や企業庁、厚生労働省などの各専門機関と情報共有を図りながら対策の検討を進めてまいりました。

 

 異臭対策は、塩素消毒のタイミングや活性炭濃度を変更すると伴に、異臭味に特化した高性能活性炭の投入を行い、浄水処理時間を伸ばすことによる活性炭接触時間の延長など、現施設でできる限りの対策を行ってまいりました。

 

 以上のような対策により、10月の水質検査の結果では、2-MIBの数値が1リットル当たり10ナノグラム※(水道水の水質基準)以下となり、また、10月11日の水質検査では1リットル当たり5ナノグラム以下と、一般的に異臭味を感じない数値まで低下いたしました。

 また、琵琶湖における2-MIBにはバラツキもありますが水質基準以下まで減少しており、琵琶湖の水温が下がってきたことや9月下旬の降水などにより、臭気の原因となるプランクトン(オシラトリア)が不活性化してきたものと考えています。

 

 これをうけ当水道事業所では、琵琶湖水の水源水質動向や浄水場の水質試験の状況などを総合的に検証した結果として、この度の水道水の異臭は収束したものと判断いたしました。

 今後も琵琶湖水の動向に注視しつつこの状態を維持することにより、住民の皆さまに安全で安心な水道水の供給に引き続き努力してまいります。

 

    平成28年10月24日

 

 ※ 1ナノグラム = 10億分の1グラム

 

お問い合わせ

近江八幡市(法人番号9000020252042)水道事業所上下水道総務課

E-mail: 010616@city.omihachiman.lg.jp


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