

かわらミュージアムは、平成7年に滋賀県近江八幡市が設置いたしました「瓦」の博物館です。
当地は、今から300年程前(江戸時代)から続く「八幡瓦」(=はちまんかわら)の産地です。
かつてはその生産工場が多く操業していましたが、近年は大産地に押され、工場もそのほとんどが廃業や転業しているのが実情です。
しかし、300年以上も続く八幡瓦の歴史を後世に正しく伝えるため、瓦つくりの道具や製品などを残してゆこうと本館が建設されました。
そんな本館を、皆様にもっと知っていただきたく、当ページを開設いたしました。
<ご利用案内>
連 絡 先 郵便番号:523-0821 近江八幡市多賀町738番地の2
TEL:0748-33-8567 Fax:0748-33-8722
ご利用時間 入館は、午前9時から午後4時まで。閉館は午後5時です。
休 館 日 毎週月曜日。祝祭日の翌日(祝祭日が月曜日の場合は、その
翌日) 年末年始。*平成20年9月~11月は無休となります。
ただし、事情により予定外に休館する場合もあります。
事前に電話等でご確認ください。
入 館 料 一般:300円 ・小中学生:200円
10名様以上の団体は、それぞれ50円引き。

滋賀県近江八幡市は、江戸時代中期初頭から「在地瓦」の生産がはじまったと考えられ、昭和三〇~四〇年代をピークに現在まで「八幡瓦」を生産しつづけています。
周知のとおり在地瓦の製造は全国的に見られることで、決して当地のみが持つ特質というわけではありませんが、その継続性、周辺地域への普及度から、当地の地場産業と位置付けられてきました。
しかし、やがて八幡瓦生産も他の多くの瓦産地同様、統合・廃業が進み年々事業所も減少し、生産技術や用具などの貴重な史資料も失われつつありました。
そうした中、民俗技術としての瓦製造を後世に伝えようという市民の働きかけがきっかけとなり、本館の建設が俎上に上るようになりました。
そして、貴重な資料類は残され展示紹介されることになりました。
また、瓦の芸術的側面に注目し、周囲の町なみとの調和を目指した本館は、館の建物や施設自体が芸術的に自己主張でき、通常の歴史民俗系の類似施設にはない視覚的特徴を持つに至っています。
当館周辺の旧市街地は、商家の町なみが国の「伝統的建造物群保存地区」に選定されており、古い町なみを守りつづけています。その町なみをかたちづくる重要な要素のひとつにいぶし瓦の屋根並があります。町なみだけでなくそれを形作る要素を生み出した技術も保存し、体系として町なみを捉え、これからのまちづくりに活かしてゆくことも本館の使命のひとつです。

<建築の概要>
◎所在地:近江八幡市多賀町738番地の2
◎地域区分:重要伝統的建造物群保存地区
◎面積:建築面積=1195.9㎡
延床面積=1467.0㎡
敷地面積=2853.0㎡
◎棟数:10棟(周辺の民家に合わせ分節化)
◎階数:地上2階
◎構造:木造一部鉄骨造
◎総工費:約10億円
◎完成:平成7年3月
◎設計:出江建築事務所株式会社
◎施工:株式会社秋村組
◎展示:トータルメディア開発研究所
◎運営:近江八幡市
<施設の概要>
●常設展示室(1階・2階)=297㎡
●復元棟展示室=48㎡
●企画展示室=95㎡
●体験工房=56㎡
●研修室=96㎡
●収蔵庫・機械室=135㎡
●喫茶室(喫茶「瓦亭」)=105㎡
●事務室・会議室・研究室ほか=610㎡
●だるま窯(実物大復元模型)=25㎡

かわらミュージアムは、ご来館の皆様方に楽しんでいただけるよう様々な特徴をそなえています。
建物全体が、展示物ともいえる10棟からなる瓦づくしの建物です。24,000枚の屋根瓦を、周囲の町なみの景観に合わせるため、新品の瓦の表面のいぶしを、一枚一枚ていねいに金ブラシで削り落として古く見せています。
また、建物の材質は、古い町なみと同質感を持たせるよう配慮されており、アルミ・鋼材などの素材の持つ「美」を最大限に演出しています。
かわらミュージアムには、たくさんの草花・樹木があります。まだ肌寒い初春の梅、紅梅・白梅・枝垂れ梅と、これだけでも楽しめます。春真っ盛りには桜が咲き乱れ、知る人ぞ知る桜の名所となっています。特に枝垂桜はぜひ一度ご覧いただきたい本館の自慢です。他にもキキョウ・サルスベリ・ボケ・ツバキ・・・、コブシ・モミジ・フウ・ヤナギ・シャガ・レンギョウ・・・コクマザサ・オカメザサ・クロチク・ダイミュウチク・・・とても紹介し切れません。ぜひ本館を訪れて、ご覧になってください。

さらに、古い瓦のリサイクルなどで作られた散策道を設け、敷地全体を瓦で演出した庭に見たてています。
敷瓦のデザインは、正面玄関が‘渦巻く川の流れ’、玄関左側に尾形光琳の「紅白梅図」模写による‘瓦の川の流れ’、またメインの中庭には、織姫と彦星が年に一度七夕に出会う‘恋(堀から飛び出した鯉とかけて)の広場’と天の川などがあります。裏入り口の散策道には、ビー球をあしらった‘花の道’があります。

また、建物の白壁を見上げていただくと、様々な飾り瓦が配置されています。
正面玄関脇の頭上には、雲の上を行く‘かぐや姫昇天の絵図’、中庭の頭上にはしだれ桜に花を咲かせる‘花咲かじいさん’(裏には‘花咲かばあさん’)、‘行きはよいよい帰りはこわいの道’(道具室前の通路)の突き当たり(収蔵庫入り口)には、‘人呑鬼(人を食う鬼)’、この通路中央頭上には、‘お雛様とお内裏様の相合傘’。このように一見迷路のような小道にもお楽しみがいっぱいです。
館では、『イラカちゃんとおにがわら先生の「かわらミュージアムでさがしてみよう」』というパンフレットを作り、お子様たちにちょっとした探索ゲームを楽しんでいただけるようにしています。

●お貸しできる施設・設備
①研修室(演台1 マイク1 長机15 イス50 定員45名 面積96㎡)
独立棟、トイレは同棟にあります。決して広くはありませんので、少人数向けです。
使用内容・・・・会議・講演会・研修会・ミニコンサートなど。
特徴・・・・・・・・ステンドグラスがはめ込まれ、雰囲気のあるお部屋です。
ぜひ、ご利用ください。

②企画展示室(展示パネル10 展示用テーブル 面積95㎡)
本館と同じ建物内にあります。したがって、本館入館料を支払った方のみ入室可能です。
使用申し込みは6ヶ月前から受け付けます。
(ただし、本館利用中はお貸しできませんので日程についてはご相談ください。)
使用内容・・・・個展・展示会など。
(展示内容に関する特別な決まりは設けていませんが、内容によっては本館の判断でお断りすることもありえますので予めご了承ください。必ず詳細な事前打合せを本館と行なって下さい。)

●申し込み
申し込み代表者、または使用責任者が本館用意の使用許可申請書により申し込んで下さい。
申し込みが同時の場合は、協議または抽選になります。
●使用期限
連続使用は最大1ヶ月まで、準備期間の料金はいただきません。
物品販売のみを目的とした商用には使用できません。
やむを得ず行なう物品販売は、1,000円以内に限ります。
別に入場料を徴収することは出来ません。
観覧者の方だけ本館の入場料を無料にすることは出来ません(企画展示室の場合)。
休館日、入・開館時間は本館と同じとします。
危険物の持ち込み、施設を破損・破壊する恐れのあるものは利用できません。
建物には、くぎ・ネジ等は使用できません。
その他、本館の管理規則に基づきます。詳細は本館と打ち合わせて下さい。
●その他
会場名は「かわらミュージアム」と明記して下さい。
展覧会などのため作られた案内状等がある場合、資料として一部提出して下さい。
展示のための準備及び撤収は、速やかに行なって下さい。
会場内での募金行為は出来ません。
●使用時間と料金(企画展示室・研修室とも)
午前9時~正午(12時)まで 3,000円(2,000円)
午後1時~午後5時まで 4,500円(3,000円)
午前9時~午後5時まで 7,500円(5,000円)
( )内は、近江八幡市の区域内に居住する方又は同市の区域内に所在する法人若しくは団体に係る使用の場合の料金です。
かわらミュージアムにお越しになるには、
○電車・バスをご利用の場合:
JRびわ湖線「近江八幡駅」下車。
JR「近江八幡駅」前(駅北側)バス停より、近江鉄道バスの「長命寺・休暇村」行き(長命寺線)に乗車し、「大杉町八幡山ロープウェイ口」下車。徒歩3分ほど。
○お車の場合:
名神高速道路「竜王インター」より約30分。湖岸道路より市内方向に約10分。 道順は、下の略地図をご覧ください。なお、本館の駐車場は、大型車はお停めいただけません。


現在公開中のギャラリー展:
「かわらファンタジー
~おとぎばなしとかわら2~」
9月28日(日)まで
*写真は、浦島太郎のコーナーより
近江八幡市役所
総合政策部
かわらミュージアム
電話: 0748-33-8567 FAX: 0748-33-8722
E-mail: 048500@city.omihachiman.lg.jp
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