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~教育長室から~

[2019年10月9日]

No.18『ラグビーワールドカップから』

 

平成31(令和元)年度 教育長室から                                NO.18

 『ラグビーワールドカップから』                      近江八幡市教育長 日 岡 昇

 元号『令和』が発表され、国民みんなで喜びスタートした令和元年度も半分が過ぎ、年度後半の始まりである10月を迎えました。今年も暑い熱い夏が続いておりましたが、ようやくここに来て本格的な秋を感じる季節になりました。この時期から紅葉の便りが聞こえる頃までが、1年で最も過ごしやすい季節です。市民のみなさまも近江八幡の秋を存分に満喫していただければと願っています。この季節、市内の子どもたちは日々の学習はもちろん、ふるさと学習や種々の学校行事、そして修学旅行等の校外学習に一生懸命取り組んでいます。子どもたちのがんばりに励ましのエールを送っていただければ幸いです。

 さて、ご存知のように、9月後半からラグビーワールドカップが我が国で開催されています。学生時代ラグビーをかじっていた私にとっては、ここ何週間かはとてもワクワクしています。残念ながら仕事等の関係で現地観戦には行けませんが、テレビを通して日本チームのがんばりや世界のラグビー先進国の素晴らしいプレイに酔いしれている毎日です。我が国ではラグビーというスポーツは、野球やサッカーほどポピュラーではないので、当初はそんなに盛り上がらないと思っていましたが、意に反しマスコミでも盛んに取り上げられているのを見ると、なんとなく誇らしく感じます。今まで未普及スポーツという烙印を押されていたのでなおさらかもしれません。

 ラグビーは、走力だけは必須条件ですが、背の高い人も低い人も、体の太い人も細い人もできるスポーツです。いろいろ難しい用語もありますが、プレイヤーは常にボールより後ろにいて「前に投げない」「前に落とさない」この二つルールさえ理解していれば、誰もが出来るスポーツです。もちろん相手チームの選手とぶつかるプレイもあるので、大きな怪我をするときもあります。私もタックルにいって前歯や鎖骨、鼻の骨を折ったこともありましたが、本当に大好きなスポーツです。最近のラグビーを見ていると、体格のよいフォワードが次から次へとぶつかっていくシーンが多く見られます。それがラグビーのおもしろさでもありますが、私が現役でやっていた頃は、体格の劣る日本のラグビーはバックス中心の展開ラグビーでした。世界の国々に比べて体の小さな日本人は、最前線のフォワードが自身の体を張って奪った数少ないチャンスに、バックスがパスを繋ぎながら敵陣に攻める方法です。つまり走り勝って、相手の力を出させずに戦う方法が基本でした。だから普段の練習も走り込みが中心で、嫌というほど走った思い出が蘇ってきます。今、改めて日本人の体格も立派になったなとつくづく感じています。

 ラグビーは1チームに15名の選手同士が対戦するので、グランドには30名もの選手が一個のボールを追って戦います。たった二つのルールといっても15名それぞれに役割があります。ボールを密集から体を張って出す者、そのボールを持って走る者、蹴る者、スクラムを押す者、ボールを持っている敵にタックルする者等々それぞれに役割があります。しかし、その瞬間によってその役割に変化が生じます。常に同じ瞬間はなく、必ずどの瞬間も違ってきます。つまりグランドにいる30名の選手が、一瞬一瞬に自らの役割を意識することが必要です。それを意識できないチームは必ず負けます。つまり全ての団体スポーツは、個々の判断力が大切なのだと思います。

 このことはスポーツだけでなく、全ての営みに通じるものがあります。私たちが住んでいる近江八幡市をより素晴らしい街にするためには、市長や議員の方々、市役所の職員だけに任すのではなく、市民のみなさんが今のお立場でその役割を意識していただき、その役割を果たしていただければ、本当に素晴らしい街づくりが出来るのではないでしょうか。共にがんばりましょう!

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近江八幡市(法人番号9000020252042)教育委員会教育総務課

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