沖島の方言  

沖島の方言

方言などを沖島小学校でまとめたものの中から一部を抜粋して紹介します。

1.魚介の名称
アイ あゆ
イオ 鮒の一種 鮒鮨に使う
エビンチョ えび
カマ 雄の魚
ギキタ ぎぎ、大きいぎぎをナタ、小さいぎぎをメッチャという
ショウモ 小さいもろこ
ダイモ 大きいもろこ
チャッパンゴイ 小さい鯉
ドス すごもろこ
ドッチンバ ドチマン、魚の一種
ナマンジャコ ドッチンバと同じ
ハンソク 細いうなぎ
ミズムシ えびに付着している小さい虫
モラ 藻 カナモラというと、(かなも)のこと
2.漁具・漁法・船
アシヲイレル 豊漁、重荷などで船が沈んでいる様子
アナバイ 石の間などに糸を垂らしてする釣り方
アラキ 新しい船
イクラ 母貝(イケチョウガイ)漁の時などに使う板(船具)
ウケンチョ うき(漁具)
オオブネハン 丸子船 沖島では石を運んだ
オトシバイ 竿のない糸で釣る釣り方 おもに子供がうなぎを釣る
カズカ 船の舵
ガリ うなぎの釣り糸
ギンチョバ うなぎ釣り(アナバイ)に使う釣り針
ゲタ 漁船の艫の船底についている2枚の板 
ゴイシャク 船の水をくみ出す杓
サンバハン 三番とよばれる地曳網より少し小さい網でする漁
ショロナワ 棕櫚縄 小糸網のアシナワ、たつべのミチイトに使う
シン 船のへさき
シンガクグル 船の先の方から波をかぶる
ダテアカ、ダテハカ 船のへさきの船腹にある銅板。船板をつなぐ横釘をかくすため銅板をはる
タナ 船のふちにある板 
タマ たも網のこと
タワナ 小糸網の上部にある横縄
ハダカブネ 屋根のない船
ハナヲカマス 沖曳網などの上部にきれをはさんで長さの目案にする
ペラ 船のスクリュ−
ホウジ 網やたつべの目印に立てた旗
ホリバイ 竿なしで釣る漁法 うなぎ、ぎぎ、ナマズなどを釣る
ボンボコマル 丸子船
マジカバリ うなぎ釣り(アナバイ)に使う釣り針 ギンチョバリと同じ
3.天候・風向き・挨拶
アサアラシ 朝吹く強い風 朝嵐はやむといわれている
アレ 風波の日
イカイ風デナ 北風(大風)の日の挨拶
イバゲ 雨げしき 雨の降り出しそうな天気
イブキ 伊吹山の方から吹く風 北東の風
オシマイナ(ヤ) 夕食後からの挨拶
カミ 南の方向 (風が)カミからしてくる
キタナイ日デ(ヤ)ナ 雨の日の挨拶
クモヤケ 夕焼け
クライケシキデナ 曇り空の日の挨拶
シブンニナッタナ 夕方の挨拶
ソウゾウシイ日デナ 南風の日の挨拶
ニシキタ 北西の風
ハヤイナ 朝の挨拶 おはようございます
ハヤテ 強風
ブツニワ 無風で鏡のように静かな湖(の日)
ミナミガスル 南風が吹く
ヤンワリスル 風が弱くなる
ヨダチ(夕立)アラシ 夕立前の強風
4.その他
オオシンルイ 血緑の濃い親類(←→小親類)
オオヤケ 家族数の多い家庭(←→コヤケ)
オチャン (子供がいる前で家人がよんで)お父さん
オトコシ 男衆(←→オナゴシ)
オトマシイ ありがとう
オナリ 食事後のあとかたづけ(オナリする)
オマ 間食
カゲ 波のない所
カケダマ 竿秤についている籠
ガリンチョ 堅田の釣漁師(ガリでうなぎをとっていたから)
カントビ 伊崎で8月1日に行われている竿飛び
キガワルイ 病気だ
クキ・キキ 漬け物
コショウガレ 小さい子
コシンルイ 血緑の薄い親類(←→大親類)
コナイ このごろ
コヤケ 家族数の少ない家庭(←→オオヤケ)
コンマイ 幸運なこと コンマイことやったなあ
シオサキ 水流の速い所 水がきれいである
ジャグレ 沖の白百のあたりで湖底に連なっている岩
シャワシャワ わずか、少し 魚が網にシャワシャワしか入らない
ジョウライ あぐら
ジョウンナ いっぶう変った ジョウンナ病気にかかる
ジョキ つくり 骨つきのあらい ガンゾのなます
ショセモコセモナイ 何の役にも立たない ショセモコセモナイものを買う
ジョン 女の子をいう
ひたい あまた ズが痛い
ズイコミ 水泳での飛込み
ズシ 家と家との間の狭い路地
スベナワ わらで編んだ縄
ダワ 谷に水が入り込んで湾になった所
タンバ ざる
チギ はかり
チョリ きずあと
ツイタチツァン、イチニチツァン 月初め 16日ツァンは御開山の命日神棚におさけをあげる
ツキナミ 船の方に向ってくる波(←→追い波)
ツバキ(ラ) つばめ
ツルンボシ 干柿
テガオボワラナイ 手がこごえるなどして指が十分に動かないこと
ニセ へど
ニワ 波のない湖の日 ブッニワ
ヌイ 網のつくろい ヌイをする
ネグサイ 腐りかけて臭いがする
ハタラキンド 働きびと
ホンダレ 氷のつらら
ミダカル こんがらかる もつれる
ヤマンド きこり 山で働く人
ユクテン わら打ちの道具
ヨウカナ 残念なこと なえたこと 雨が降ってきてヨウカナ
ロック 同じ長さ
ワラ 子供